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まぼろしハワイ

よしもとばななの「まぼろしハワイ」を読了。 「まぼろしハワイ」 「姉さんと僕」 「銀の月の下で」 「波ーあとがきとして」 の3つの短編とミニエッセイで構成されている。 どの話も主人公は死別であったり離婚であったりと理由は様々だが親を失っている。そして様々な理由でハワイを訪れて、そこで何かしら癒しというか啓示というかを受け…
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キル・リスト

フレデリック・フォーサイスの「キル・リスト」を読了。 同じタイトルの映画が存在するが、多分無関係だ。 アメリカやイギリスで不可解な殺人事件が多発する。殺人者に共通するのは、「説教師」と呼ばれている狂信的イスラム主義者が発信しているネットでのビデオに感化されて殺人を犯したという点だ。それを憂慮したアメリカ政府は彼を暗殺のリストであ…
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東野圭吾「真夏の方程式」

東野圭吾の「真夏の方程式」を読了。 ガリレオシリーズの「聖女の救済」に次ぐ6冊目で映画化もされている作品。 夏休み、小学生の江崎恭平は叔父の営む玻璃ヶ浦(はりがうら)の旅館緑岩荘(ろくがんそう)に向かっていた。電車の車中で、同じく玻璃ヶ浦に向かっていた湯川学と相席になり、言葉を交わし、叔父の旅館を紹介する。緑岩荘の一人娘、川畑成…
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カズオ・イシグロ「夜想曲集」

カズオ・イシグロの「夜想曲集」を再読。出版順では「わたしを離さないで」の次の作品。 「老歌手」「降っても晴れても」「モールバンヒルズ」「夜想曲」「チェリスト」の5編からなる短編集。全て音楽をモチーフにして書かれている。 「老歌手」ベネチアの街で往年の大歌手トニー・ガードナーと出会ったギタリスト。トニーからある頼みをさ…
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カズオ・イシグロ「わたしを離さないで」

カズオ・イシグロさんがノーベル文学賞を受賞したということで「わたしを離さないで」を再読。 この本に挟まれていたレシートから2011年5月に購入したことが判明。大震災の後にこの本を選んだ自分は何を考えていたのだろうか? 映画化もテレビドラマ化もされているようだが、現状どちらも観ていない。 キャシー・Hは「提供者」の介護人をしてい…
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村上ソングズ

村上春樹の「村上ソングズ」を再読。 村上春樹の好きな曲を訳詞と共に紹介する本。 全部で29曲紹介されている(内2曲はイラストレーターの和田誠の選曲)。 そのうち自分が聴いたことのある曲は6曲のみ。スタンダードナンバーは様々な人が唄っているので、正確に言うと3曲のみだ。 それはビーチボーイスのGod Only Knowsと映画MA…
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冬の夢

スコット・フィッツジェラルド著、村上春樹訳の「冬の夢」を読了。 フィッツジェラルドの初期の短編集。 冬の夢、メイデー、罪の赦し、リッツくらい大きなダイアモンド、ベイビー・パーティーの五編が収められている。 ネタバレあり 「冬の夢」デクスター・グリーンはジュディー・ジョーンズに対し恋に落ちる。ジュディーは気まぐれな女で多く…
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禁断の魔術 ガリレオ8

「禁断の魔術 ガリレオ8」を読了。 探偵ガリレオシリーズの「虚像の道化師 ガリレオ7」に続く第8作。 第一章 透視す(みとおす) 第二章 曲球る(まがる) 第三章 念波る(おくる) 第四章 猛射つ(うつ) の四つの短編からなっている。 ネタバレあり ガリレオシリーズは新作になるにつれ切ない話が多くなる。透視す(み…
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ブラバン

津原泰水の「ブラバン」を読了。 酒場を経営している他片(たひら)は赤字続きの酒場を経営している。他片は高校時代には吹奏楽部(ブラバン)に所属していて弦バスを弾いていた。ブラバンの先輩である桜井が結婚することになり、その披露宴でのバンドの復活話が持ち上がる。 ネタバレあり 作者である津原泰水は同世代であり、この小説の時代背景…
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虚像の道化師 ガリレオ7

東野圭吾の虚像の道化師 ガリレオ7を読了。 「探偵ガリレオ」「予知夢」「容疑者Xの献身」「ガリレオの苦悩」「聖女の救済」「真夏の方程式」に続く探偵ガリレオシリーズの7冊目。 第一章 幻惑す(まどわす) 第二章 心聴る(きこえる) 第三章 偽装う(よそおう) 第四章 演技る(えんじる) の四つの短編からなる。 幻…
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ガリレオの苦悩

東野圭吾のガリレオの苦悩を読了。 探偵ガリレオ、予知夢、容疑者Xの献身に続く探偵ガリレオシリーズの四作目。 第一章 落下る(おちる) 第二章 操縦る(あやつる) 第三章 密室る(とじる) 第四章 指標す(しめす) 第五章 攪乱す(みだす) の五つの短編からなる一冊。 この本ではガリレオのパートナーは草薙というよりほとんど…
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探偵ガリレオ

東野圭吾の探偵ガリレオを読了。 いわゆる探偵ガリレオシリーズの第1作。 第一章 燃える 第二章 転写る(うつる) 第三章 壊死る(くさる) 第四章 爆ぜる(はぜる) 第五章 離脱る(ぬける) の五つの短編で構成されている。 典型的な文系頭の刑事である草薙が、友人である帝都大学の物理学の助教授の湯川に、事件に関連する不思議…
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聖女の救済

東野圭吾の「聖女の救済」を読了。 探偵ガリレオシリーズの5冊目で容疑者Xの献身の次の長編。 綾音は夫の義孝に子供ができないから離婚しようと言われる。翌日、綾音は北海道の実家に帰省する。その日、綾音の仕事のパートナーである宏美は義孝と密会する。更に翌日、義孝と食事の約束をしていた宏美は、彼と連絡が取れず、不安になり家を訪れる。そこで義…
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容疑者Xの献身

東野圭吾の「容疑者Xの献身」を読了。 探偵ガリレオシリーズの予知夢に続く第三弾で初の長編。 高校教師の石神はアパートの隣の住人靖子に密かな恋心を抱いていた。ある日靖子の許に別れた夫である富樫が現れる。富樫とは暴力が原因で別れたのだが、その後も靖子に付き纏い金を無心していた。それに耐えきれず、靖子は仕事も住所も変え身を隠したのだが、と…
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虐殺器官

伊藤計劃の「虐殺器官」を読了。 9.11以降、アメリカでは徹底的な管理社会となりテロの脅威は減少したが、アフリカなど後進国では内戦や虐殺が増加していた。その裏には謎の男ジョン・ポールの存在があった。 <引用>「仕事だから。十九世紀の夜明けからこのかた、仕事だから仕方がないという言葉が虫も殺さぬ凡庸な人間たちから、どれだけの残…
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ソロモンの偽証 第Ⅲ部 法廷

宮部みゆきの「ソロモンの偽証 第Ⅲ部 法廷」を読了。 いよいよ城東第三中学校の学校内裁判が開かれる。第Ⅱ部までに読者にほとんどの事実は開示されているので、結末はほぼ予想通り。 三宅樹理が最後まで告発状の内容を翻さなかったのは、少し予想外だった。それだけ大出俊次に対する恨みが深かったという事か。浅井松子の事故の原因が明らかにさ…
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ワンピース 総集編 23RD LOG

ワンピース 総集編 23RD LOG パンクハザード編を読了。 新世界に入った麦わら海賊団。電伝虫で緊急信号を受信し、パンクハザードに上陸する。そこはかつて世界政府の研究施設が存在したが、現在は放棄され無人の島のはずだった。だがそこではシーザークラウンが悪魔の研究を行なっていた。 ここで新たに出てくる主なキャラクターは敵側で…
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ソロモンの偽証 第Ⅱ部 決意

宮部みゆきの「ソロモンの偽証 第Ⅱ部 決意」を読了。 柏木卓也の死、その死は大出俊次の手による殺人だという告発状、告発状に関わっていると疑惑を持たれている浅井松子の事故死などにより城東第三中学校は揺れている。更に、センセーショナルに事件を暴こうとするマスコミ、事件を収束させる事だけに躍起になっている学校に藤野涼子はフラストレーションを…
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ソロモンの偽証 第Ⅰ部 事件

宮部みゆきのソロモンの偽証 第Ⅰ部 事件を読了。 雪が積もったクリスマスの朝、城東第三中学校の通用門を入ったところで2年生の野田健一が同級生の柏木卓也が死んでいるのを見つける。所見からは自殺だと断定される。柏木は登校拒否をしており、その原因が、不良で知られる大出俊次との喧嘩である事から、彼の殺人であるかもしれないという噂が流れる。大出…
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市に虎声あらん(まちにこせいあらん)

フィリップ・K・ディックの「市に虎声あらん」を読了。 大学生の頃、ディックの本を読み漁ったものだ。ブレードランナーの原作である「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」はもちろん、「流れよわが涙、と警官は言った」「ユービック」「ヴァリス」「高い城の男」「パーマー・エルドリッチの三つの聖痕」等々の長編から短編集まで本屋で未読のものを見つけて…
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ワンピース 総集編 THE 21ST LOG & THE 22ND LOG

ワンピース 総集編 THE 21ST LOG & THE 22ND LOGを読了。 いわゆる魚人島編が収められている。 2年間の潜伏期間を経て麦わらの一味が再結集、新世界を目指す。その第一歩として魚人島に行き、内戦に巻き込まれていく。 ワンピースの世界観の中で国家は基本的に専制君主制だ。民主的な国家というものは出てこない(と思う)…
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さまよえる古道具屋の物語

柴田よしきのさまよえる古道具屋の物語を読了。 柴田よしきの小説を読むのは凄い久しぶり。以前読んだ本がどんな作風だったか全く覚えていない。 今回はタイトルからしてファンタジーかと想像できるが、まさにその通り。 東野圭吾のナミヤ雑貨店の奇蹟とはまた一味違う。 ナミヤは現代と過去が割とはっきりとしていたが、これは3世代くらいに時代が分…
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ナミヤ雑貨店の奇蹟

東野圭吾のナミヤ雑貨店の奇蹟を読了。 真夏の方程式の映画を先日観て、なんとなく東野作品を読みたくなり図書館で借りてくる。タイトルからも想像できるようにファンタジー的な作品。 ナミヤ雑貨店は既に潰れた店。そこでは以前、店主が趣味で?悩み相談を行っていた。そこへ何やら犯罪を行なった敦也たちが逃げ込んでくる。その店内に悩み相談の手…
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グレート・ギャツビー

スコット・フィッツジェラルド(村上春樹訳)のグレート・ギャツビーを読了。 以前この小説を読んだか映画を観た気がしていて、ギャツビーが湾を隔てた向こう側に済んでいる女性に恋をしているというあやふやな記憶だけが頭に残っていた。しかし、今回実際に読んでみるとそれだけの物語でない事がわかった。もしかして私はこの小説を読んだ事がなかったのか…
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殺人鬼の献立表 Team・HK

あさのあつこの「殺人鬼の献立表 Team・HK」を読了。 小さなハウスキーパーの会社で起る出来事を綴ったTeam・HKの続編。 殺人鬼の献立表なんて大げさなタイトルだが、実際には小さな町で起った小さな事件の物語。小説家の那須河の限りない空想のお蔭で、その小さな事件が大げさになっていく。 表紙からも推察できる通り全体的に…
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ダ・ヴィンチ 2017年8月号

ダ・ヴィンチ8月号で30ページ使ったプロレス特集。 ダ・ヴィンチは小説やコミックなどの書籍を紹介する雑誌だ。そこでなぜかプロレスの大特集が組まれた。題して「ありがとう、プロレス」 直木賞授賞式でプロレスへの感謝を語った西加奈子を始め、プロレスによって勇気や生きる力をもらった人々の文章が掲載されている。もちろんダ・ヴィンチなの…
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偉大なるデスリフ

C.D.B.ブライアンの偉大なるデスリフを読了。翻訳は村上春樹だ。 前半はアルフレッドの視点から描かれ、後半はジョージ・デスリフの視点から描かれる。主人公はあくまでもジョージなので、客観的に描かれる主人公と主観的に描かれる主人公が出てくるという構成だ。ただ、前半でアルフレッド視点に慣れてしまった所為で、後半を読みながら混乱してしま…
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Team・HK

あさのあつこのTeam・HKを読了。 平凡で自分に自信がないと思っている主婦がハウスキーパーの会社で働き始める。そこには良い仲間がいて一癖ある客がいてという話。 主婦業という対価が見込めない仕事を商売にするというのは良い視点だろう。世間がその価値を認めてくれればだが。 職場でも家庭でも友人でも心地良い関係というのは重要…
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ケニア

ヘミングウェイのケニアを読了。 記憶する限りではヘミングウェイの本は初めて読む。なんか彼のマッチョな感じが今まで敬遠させてきた。で、読み始めたのだが、案の定最初の数ページで読むのが嫌になってきた。そのまま読むのはやめようかとも思ったが、思いとどまり何とか最後まで読み切った。まず難儀したのがケニアの人たちの名前が頭に入らない。仕方が…
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舞台

西加奈子の舞台を読了。 葉太は初めての一人旅でニューヨークに降り立つ。そこでバッグを盗まれ、右往左往する様を描いている。 葉太は格好ばかりつけている父親をしゃらくさいと思っているが、他人の視線を気にしてばかりいる葉太も全く同様である。その葉太の心理が事細かく描写されていて、同意できる部分もあるが、やはりここまで来るとちょっと…
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