ブレードランナー

まもなく「ブレードランナー2049」が公開されるので復習のため「ブレードランナー」を観賞。
1982年アメリカ映画
原作:フィリップ・K・ディック「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」、監督:リドリー・スコット、出演:ハリソン・フォード、ルトガー・ハウアー、ショーン・ヤング
2019年のロサンジェルス。最近タイレル社に入社したリオンに、面接官ホールデンが心理テストを行なっている。母親に関する質問をした時、リオンは銃を取り出し、ホールデンを射殺して逃亡する。デッカードが街で食事をしていると、警察官のガフが現れ、警察署に連行される。かつての上司ブライアントにデッカードは復職するように要請される。レプリカントと呼ばれる人間の能力を遥かに超えた能力を持つアンドロイドが宇宙から逃げ出し、地球に潜入しているというのだ。レプリカントは成長すると感情を持つようになり、安全装置として寿命が4年と限られている。デッカードはかつてレプリカント狩りを行なう優秀なブレードランナーだった。強引に復職させられたデッカードはタイレル社を訪れる。そこでレイチェルという女性に迎えられる。タイレル社長に頼まれデッカードはレイチェルに心理テストを行なう。

ネタバレ

レイチェルが部屋を出た後、デッカードはタイレルに彼女はレプリカントだと告げる。レイチェルは自分がレプリカントだとは知らないが、最近疑念を持ち始めているとタイレルは話す。デッカードはガフと共にリオンが住んでいたアパートを調べる。そこには写真と鱗の様なものとが残されていた。
レイチェルがデッカードのアパートに現れ、自分がレプリカントではないかと問う。デッカードは真実を告げ、レイチェルはアパートを出て行く。
レプリカントのロイとリオンはタイレル社に潜入する伝手を探している。レプリカントの眼球を作っているチュウの所に行き、セバスチャンが鍵を握っていると知る。そしてレプリカントのプリスはセバスチャンとの接触に成功し、彼のアパートに入る。
写真と、人造の蛇の鱗からデッカードはあるクラブに辿り着く。そこで踊り子をしているゾーラにデッカードは目をつける。楽屋でゾーラを問い詰めると、彼女はデッカードを殴って逃亡する。街中でデッカードはゾーラを射殺する。それを見ていたリオンはデッカードを襲うが、レイチェルがデッカードを助けリオンを射殺する。
ロイはセバスチャンのアパートを訪れ、タイレルに紹介するように迫る。セバスチャンはロイを連れタイレルの住居に行く。ロイはタイレルに自分たちの寿命を延ばすように言うが、タイレルは不可能だと答える。ロイはタイレルを殺し、セバスチャンも殺す。
デッカードは通報を受け、セバスチャンのアパートに向かう。そこでプリスに襲われるが反撃し射殺する。ロイが現れ、デッカードは銃を撃つが当たらず、逆に指の骨を折られてしまう。ロイはデッカードを屋上に追いつめる。デッカードは隣のビルに飛び移るが、距離が足らず、痛む指で屋上にぶら下がる。それを見たロイはデッカードを助け上げ、過去を語り始める。やがてロイに寿命が訪れ動かなくなる。
自分のアパートに戻ったデッカードはレイチェルと共に逃亡を計る。

原作では、地球が荒廃して動物がほとんどいなくなった世界で、人々が精巧にできた人口の動物を買い求める話が大きなテーマだった。映画でもその設定は活かされているが、詳しく説明されているわけではない。
今回観たDVDはオリジナル劇場版、インターナショナル劇場版、ディレクターズカットの3バージョンが収録されていて今日観たのはディレクターズカットだ。この他にもファイナルカット版もあるらしいがそれは残念ながら観たことはない。劇場版とディレクターズカットの大きな違いはラストシーンだ。ディレクターズカットはデッカードとレイチェルがアパートのエレベーターを降りる所で終わる。そこにガフのセリフが被り、レイチェルの寿命は4年だと示唆している。劇場版ではその後二人が郊外をドライブしているシーンが入り、レイチェルには限られた寿命がないというデッカードのセリフが入る。
ファイナルカットではデッカードもレプリカントかもしれないと思わせるユニコーンの夢のシーンが入る。
この作品は公開当時全くといっていいほどノーチェックだった。公開からしばらく経った後、坂本龍一などが話題にしているのを見聞きして、ビデオをレンタルして観たものだ。当時、大きいスクリーンで見なかったことが悔やまれる。
この映画の未来世界は、つるつるぴかぴかのいかにもSFっぽい世界ではない。色々な物が渾沌としている。スターウォーズも似たような世界観だが、あちらはどこか遠い惑星である。ブレードランナーはあくまでも未来の地球だ。それが却って新しい表現だと感じられた。だが2019年まであと2年だ。空飛ぶ自動車は実用化されていないが、公衆テレビ電話どころか携帯テレビ電話が当たり前になってしまった。昔の自分からしたら今のこの状況はSF的ですらある。
「ブレードランナー2049」はぜひ劇場で見たいと思っているが、予想を超える驚きはあるだろうか?

ブレードランナー2049予告

ブレードランナー ブラックアウト 2022

ブレードランナー2036:ネクサス・ドーン

ブレードランナー2048:ノーウェア・トゥ・ラン


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